市政・地域活動報告

●児童虐待の未然防止への提言(児童虐待の制度改革)

 

児童福祉議員連盟では・・・・・・

 

これまで児童虐待についての調査研究を精力的に行ってきた。様々なケースがあり、解決するには難しい現状である。
しかし・・・・・・・・
このまま放置すると、間違いなく増加し、沖縄県でも死亡事故に至るような重大事件に発展する可能性がある。
何よりも大切なことは、未然防止。

私たち児童福祉議員連盟は提言する。

 

母子保健推進員の強化で、児童虐待に未然防止と早期発見
母子保健推進員による家庭訪問
毎月1回の家庭訪問と虐待の可能性がある、家庭については、重点的に対応。
ひとつの集落・自治会を地域と考える。
今後の児童福祉の原点は、地域のつながりが、キーワードではないだろうか。 行政は、そのことを視野に入れ、施策を展開すべきである。行政執行機関は、キーワードを決めることがあっても、推進機関は従来どおりであり、全体的な方向性は、必ずしもひとつになっていない。
児童行政を中心とした、自治会のパイプ役も兼ねる。
講習会・勉強会をとおして、母子保健推進員のさらなる資質向上を図り、虐待を受ける児童の可能性が危惧される家庭を把握させる。
母子保健推進員の現在のボランティア的な報酬ではなく、生活給に近い保障が大切。 重要
母子保健推進員の役割
●母子保健推進員連絡協議会
 母子保健推進員同士の意見交換や民生委員との交換
●保育園との連絡調整
 保育園への入所について、児童の処置を第一に考えながら指導・助言を行う。
●自治会との連絡調整
 自治会長・書記との意見交換
●母子保健担当と連絡調整
 乳幼児検診の受信の有無等の連絡
●各種講習・勉強会への参加
 虐待児童の把握や起こりやすい環境等に関する勉強会への参加
児童虐待の未然防止
●子育て支援
子育てに関する不安や悩みを聞いてあげる体制づくり
●児童の公民館行事への参加促進
子どもたちに対して、地域が積極的に子育て支援を行う体制づくり。  (老人会とのふれあい等)
●子育てネットワークづくり
自治会(公民館)だけではなく、さらに小規模の子ども会の育成に  積極的に母子保健推進員が関与して、地域での子育て気運づくりを行う。
●子育ての情報提供
 保育園がどのような特別保育事業があるか、児童センター事業の説明等、子どもを生み育てる行政関係機関の説明。
●乳幼児検診案内(心と心のつながり)
 乳幼児の検診案内は、現在郵送によって行われているが、それを直接説明しながら  案内することによって、母子保健推進員と保護者の信頼関係が築けると共に、そのことが地域での子育て気運を高めていくことになる。